仙台市八木山動物公園は18日、2年ぶりに双子のレッサーパンダが生まれたと発表した。来週までに飼育員が撮影した動画を園内のビジターセンターで公開する。一般公開は10月中旬以降になる見込み。
赤ちゃん2頭は6月27日、自然繁殖で生まれた。7月13日現在、それぞれ体長34センチ、体重429グラムと体長29センチ、体重417グラム。白や灰色の毛で覆われ、育児用ケースで順調に育っている。性別は分かっていない。
親子の体調や成育状況に配慮し、10月中旬以降に一般公開し、赤ちゃんの愛称を募集する。近く動画サイト「ユーチューブ」にも投稿する予定という。
父親ティエン(7歳)と母親クルミ(7歳)の間には2014年と16年にも、双子が生まれている。14年は同園で21年ぶりのレッサーパンダの繁殖だった。今回の2頭を合わせ、園内のレッサーパンダは7頭になった。