<八木山動物公園>名称はズーパラダイス有力

仙台市が募集した市八木山動物公園(太白区)の命名権(ネーミングライツ)の優先交渉者が輸入住宅販売のセルコホーム(青葉区)に決まり、名称が「セルコホーム ズーパラダイス八木山」となる見通しであることが6日、分かった。
関係者によると、動物公園の命名権売却には同社のみが応募した。契約期間は4月からの3年間で、契約額は年555万円。市地下鉄東西線の八木山動物公園駅の名称変更はない。
同社はカナダ輸入住宅供給の国内最大手。家族連れが多い動物公園の命名権を得ることで、ファミリー層への知名度や訴求力を高める狙いがあるとみられる。
1965年開園の八木山動物公園は約130種類の動物を飼育。年約50万人の観光客が訪れる。
市は命名権導入の重点施設に動物公園、泉文化創造センター(イズミティ21、泉区)、市陸上競技場(宮城野区)を位置付け、昨年11月~今年1月に売却先を募集していた。ほかの2施設の新名称も近く発表される。

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