「最もジーンズが似合う有名人」を選ぶ「第36回ベストジーニスト2019」(日本ジーンズ協議会主催)が10月15日に発表され、タレントの出川哲朗さんが主催者が推薦、選出した「協議会選出部門」で選出された。出川さんは、電動スクーターで各地を旅する番組「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」(テレビ東京)でのデニムのオーバーオール姿がおなじみとなっており、「名物ディレクターとゲストと共にジーンズを着用し、地球環境を意識した電動バイクで全国を旅されて、ジーンズの良さと人柄を伝え続けてきました」といった理由で選出された。出川さんは、今回が初受賞となる。
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出川さんは同日、東京都内で開催された同賞の発表会に番組のオーバーオール姿、スイカ柄のヘルメットでバイクを押して出席。「この賞と交わることはないと思っていたので、リアルに本当に驚いています」と話し、「この賞は、美男・美女の方が取るイメージが強い。僕が取ったことで、ユニークな顔、体形をした芸能人の方に夢と希望を与えられたと思っております」と喜びを語った。
発表会後のトークでは、他の受賞者がプライベートでもジーンズを愛用していると話す中、出川さんは「プライベートでは全くはかない。今後はぜひ着させていただきたい」と暴露し、笑いを誘った。
全国投票で決まる一般選出部門は、はがきとインターネットで投票が行われ、男性部門は人気グループ「Hey!Say!JUMP」の中島裕翔さんが12万6853票、女性部門は女優の山本美月さんが7万9502票を獲得し、受賞した。中島さんは3年連続受賞で「永久ベストジーニスト」として殿堂入りした。山本さんは初受賞となる。
「協議会選出部門」では、出川さんのほか、女優の長谷川京子さん、女性ダンス&ボーカルグループ「E-girls(イーガールズ)」が選出された。今年度より新設された「次世代部門」では、女優の石橋静河さん、「第31回ジュノンスーパーボーイコンテスト」で「DDセルフプロデュース賞」を受賞した現役男子高校生の井手上漠さんが選ばれた。
ベストジーニストは、ジーンズを着る楽しさなどを広く知らせるため1984年から開催。過去に木村拓哉さん、草なぎ剛さん、亀梨和也さん、浜崎あゆみさん、倖田來未さんが「一般選出部門」を5回受賞し、「永久ベストジーニスト」として殿堂入りした。2013年度からは3回の受賞で殿堂入りすることに変更され、相葉雅紀さん、ローラさん、藤ケ谷太輔さん、菜々緒さんも「永久ベストジーニスト」に名を連ねている。