<初売り福袋>「ティーナ・カリーナさんに曲を作ってもらえる」「ベガッ太さんに結婚式を祝ってもらえる」…仙台の百貨店、体験型に注力

来年1月2日の仙台初売りで、仙台市内の百貨店2店が販売する福袋の内容が出そろった。仙台三越、藤崎ともに年々人気が高まる体験型に力を入れ、趣向を凝らした。

仙台三越は29日、青葉区一番町4丁目の定禅寺通り館で発表会を開催。福袋計約5万袋のうち体験型商品は8種類を用意した。来年の干支にちなみ、ペットの犬と一緒に撮影した画像をまとめる家族用アルバム作成の福袋(税込み2万7000円、5組)を企画した。
ほかに新商品として仙台在住の歌手ティーナ・カリーナさんがオリジナルソングを作曲する福袋(20万1800円、1組)や、健康志向を受けて人間ドック福袋(男性8万円、女性9万円、ともに50人)を用意した。
仙台三越の担当者は「消費の人気がモノから体験型のコトに移行している。福袋を通して特別感を得てもらいたい」と話す。
藤崎は約5万袋のうち13種類が体験型となった。新企画の一つが、サッカーJ1ベガルタ仙台のマスコット「ベガッ太くん」とベガルタチアリーダーズがホテルメトロポリタン仙台(青葉区)での挙式を祝うウエディング福袋(163万円、1組)。
もう一つは、ドローン本体と練習場などのチケットがセットになった福袋(16万円、10人)を販売する。
昨年に引き続き仙台が拠点の「センダイガールズプロレスリング」(仙女)とコラボレーションし、道場での練習見学やエクササイズ体験、試合観戦ができる福袋(1万5000円、20人)も提供する。

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