仙台市は28日、地域の特色を盛り込む図柄入り自動車ナンバープレート案の人気投票の結果、仙台七夕まつりの吹き流しと仙台藩祖伊達政宗の騎馬像を組み合わせた図柄に決めたと発表した。国交省の審査を経て、来年10月ごろ交付が始まる見通し。
A~Cのデザイン3案のうち、最多の3086票を獲得したのはC案「豪華絢爛(けんらん)!仙台七夕まつり」。伊達な文化をイメージし、カラフルな吹き流しで華やかさを表現した。政宗の騎馬像のほか、真ん中に伊達家の家紋をあしらった。
投票は10月31日~11月22日に市ホームページなどで受け付け、総数は8141票だった。陣羽織の水玉模様が特徴のA案が2655票、政宗のかぶとの前立てが際立つB案が2341票だった。
郡和子市長は28日の定例記者会見で「仙台を象徴する図柄になった。街の魅力を発信し、訪れる人が増えることを期待したい。市民も仙台に誇りを持ってもらえると思う」と話した。