仙台市で3月に開催される第3回国連防災世界会議の一般公開関連事業について、市はスケジュールや会場をまとめたガイドブックを製作した。市民に街歩きのお供として活用してもらい、会議への参加を後押しするのが狙い。
東北大百周年記念会館川内萩ホールや、市市民活動サポートセンターなどの会場別に、シンポジウムやセミナーなどのタイトルや日程を掲載。仙台市以外の宮城、青森、岩手、福島各県の催しも紹介する。
関連事業はシンポジウムとセミナーの公募分だけで計371に上る。2005年の神戸市での前回会議の65に比べ、約6倍に拡大した。市民参加を促すため、 事業の概要を網羅した案内書が必要として、編集作業を進めていた。奥山恵美子市長は「興味にかなう企画が必ず見つかるはずだ。足を運び、あらためて防災に ついて考える機会にしてほしい」と呼び掛ける。
A4判48ページ。3万部を市区役所などで配布する。より詳細な情報は特設ウェブサイトhttp://www.bosai-sendai.jp/public-forum/で公開している。