<国連防災会議>被災記録や観光 アプリ完成

東北地方整備局が、6県の自治体や企業に協力を呼び掛けて制作したスマートフォン用アプリ「ガイド東北」が完成した。
東日本大震災の被災記録や東北の観光情報が閲覧可能で、仙台市で開かれる国連防災世界会議初日の14日午前0時から利用できる。
約2000件のコンテンツは、震災関連と観光関連がほぼ半々。防災会議に合わせ、仙台市内については飲食店情報も充実させた。
画面地図上のマークに触れると、その場所の解説文や写真、動画を閲覧できる仕組み。衛星利用測位システム(GPS)を活用すると、周辺情報を簡単に見つけることもできる。
約400件分は英語版も用意した。整備局は防災会議の会場で配られる英字新聞に広告を掲載し、海外からの参加者にもアプリをPRする。
整備局の担当者は「今後はさらにコンテンツを増やすとともに、中国語版なども検討したい」と話した。

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