<大内屋>本店閉店 創業340年の歴史に幕

1676年創業の老舗衣料品店「大内屋」(仙台市青葉区)の一番町本店が1月31日に閉店し、340年の歴史に幕を閉じた。
青葉区一番町のアーケード街にあり、下着、服飾雑貨などを販売した。同24日には泉区の商業施設セルバに入る店舗も営業を終了していた。
宮城を中心とした東北各地、東京などで計14店を展開した時期もあったが、メーカー直営店の進出やインターネット販売の拡大で競争が激化し、売上高が落ち込んでいた。
大内屋は現在の青葉区大町で古着屋として創業。1879年に本店を現在地に移転し、呉服を扱った。1989年からは下着やインナーウエアの販売に力を入れていた。

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