県は15日、県内の歴史や観光にまつわる問題を出題するご当地検定「宮城マスター検定」の1級に、4人が合格したと発表した。過去最高難度の合格率1.8%の超難関だった。
11月16日にあった試験には219人が参加。受験者の最年少は11歳、最年長は84歳だった。選択35問、記述15問の計50問が出題された。40問以上正解で合格となり、受験者全体の平均正解率は49.6%(24.8問正解)。最高は84%(42問正解)だった。
合格者の4人には来年1月19日、村井嘉浩知事から県有施設観覧料などが優待される「合格者カード」が贈られる。
宮城マスター検定は2007年度に開始。東日本大震災のため11年度から中止し、本年度1級が復活した。出題内容と解説は、県のホームページに掲載されている。