米離れが進む若い世代にPRしようと、真空パック入りの山形県産米を売る自動販売機が15日、東北芸術工科大(山形市)の大学食堂に登場した。今後は山形大(同市)にも持ち込んで販売する。
販売機は「やまのおこめガチャ」と命名され、「つや姫」「はえぬき」「コシヒカリ」の3種類を用意。400円を投じてつまみを回すと、いずれかの無洗米300グラム(2合)が出てくる。
持ち運びやすさや食べやすさに、商品がランダムに出てくる「遊び感覚」を加味した。企画した学生は「山形の魅力を聞かれた時、一番に『米がうまい』と言ってもらえたら」。【深尾昭寛】