<広島>いいね!→じゃね! 全国初の県営SNSが好評

広島県民の「地元愛」を深め、県外の人にも広島の魅力を伝えようと、県が先月下旬にオープンした地元情報共有サイト「日刊わしら」が好評だ。全国初の県営SNSという触れ込みで、県民が地元の自慢ネタなどを投稿する。オープンから約3週間で約3000人(今月15日現在)が登録し、盛り上がりを見せているという。【竹内麻子】

◇地元の「プチ自慢」日常的に 開設3週間で登録3000人

10月24日に開設したサイト(https://washira.jp/)では、会員が投稿したおすすめの店やイベント情報といった地元ネタの記事を見ることができる。会員登録は無料で、登録すれば自分でも記事を投稿できるほか、記事にコメントしたり、共感を示す「いいね!」の広島弁バージョン「じゃね!」ボタンを押したりと、会員同士で交流することができる。1日3回、人気記事のランキング「わしらンキング」が更新されるという。

サイトの編集には、タウン情報誌の編集者やラジオDJなど地元で活躍する6人が携わる。オープン記念として、広島発祥バンド「ユニコーン」のスペシャルインタビューも掲載している。

県によると、整備費用は約1000万円。県は今年度末に5000人、来年度末に3万人の登録を目指す。湯崎英彦知事は「『プチ自慢』したい時など日常的に使ってほしい。県民の皆さんに『広島ってこうだよね』と魅力を再確認するとともに、発信もしてもらえれば」と期待する。

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