宮城県石巻市の亀山紘市長は4日の定例記者会見で、東日本大震災からの復興を後押しする「第3回いしのまき復興マラソン」(市、市体育協会、河北新報社など主催)を6月18日に開くと明らかにした。
第2回大会は昨年11月6日に開催。定員5000人を見込んで募集したが、各地のマラソンイベントと日程が重なるなどしたため、参加者は約1700人にとどまった。
今回は日程を変更して参加しやすい環境を整えるほか、PR活動に力を入れる。第1弾として今月11~15日、東京ドームで開かれる大規模イベント「ふるさと祭り東京2017」の全国ご当地マラソンコーナーに出展して参加者を募る。
大会は同市の石巻専修大を発着点とし、ハーフ、10キロ、5キロ、3キロ、2キロの5コースを用意。昨年は年齢、性別などに応じて18種目に分けて順位を争った。亀山市長は「集客力が高いふるさと祭りを絶好の機会と捉え、全国に向けて参加を呼び掛けたい」と話した。