政令市を除く県内12市長も4日、2015年の所得を公開した。平均所得総額は1246万円で前年より21万円増えた。
所得総額が最も多かったのは、佐々木一十郎名取市長の1485万円。次いで伊藤康志大崎市長が1408万円、石巻の亀山紘、岩沼の菊地啓夫両市長がともに1338万円だった。
関連会社の記載は、佐々木名取市長の6社が最多。給与外所得の最多は伊藤大崎市長の61万円で、農業収入や講演料を計上した。
◎20町村長は平均1023万円 前年比29万円増
県内22町村長では、20人が2015年の所得を公開した。平均所得総額は前年比29万円増の1023万円だった。
所得総額の最多は若生裕俊富谷町長で1973万円。村上英人蔵王町長1206万円、鈴木勝雄利府町長1203万円と続いた。いずれも15年8月に初当選し た早坂利悦色麻町長、大橋信夫涌谷町長は公開対象外。桜井公一松島町長、寺沢薫七ケ浜町長も対象外だが自主的に公開した。