伊達政宗生誕450年を記念して仙台の街の魅力を再認識してもらう「街歩きツアー」(河北新報社、エフエム仙台主催)が1日、仙台市青葉区で行われた。
応募者約350人の中から抽選で選ばれた13人が参加。伊達武将隊の伊達政宗、支倉常長も加わり、市地下鉄東西線の国際センター駅から大橋や芭蕉の辻などを通って柳町の大日如来までの約2キロを練り歩いた。
宮城学院女子大の非常勤講師木村浩二さん(65)が案内役を務め、「町」と「丁」の違いや、大橋の下を流れる広瀬川の川底に古い橋脚の柱穴がいくつも残っていることなどを説明した。
宮城教育大付属小6年岩佐陸玖(りく)君(11)は「普段歩いている仙台の街に昔の名残がたくさんあることを知って、街の見方が変わった」と話した。木村さんは「ツアーに参加して終わりではなく、それぞれ仙台の街を歩いて新たな発見をしてほしい」と述べた。