宮城県は21日、東日本大震災で落ち込んだ観光客数の回復を図る「観光王国みやぎ旅行割引」第2期分の詳細を発表した。電子クーポンを取得してサイトから予約するネット型は27日午前10時、旅行会社店頭で割引プランを購入する店頭型は8月21日に発売する。
第2期は(1)宿泊(宿泊期間10月1日~11月30日)(2)宿泊と航空機(9月5日~12月19日)(3)外国人観光客向け-の3タイプの旅行商品が対象。宿泊代と航空機代が最大5割引きとなる。
宿泊のみのタイプは、仙台市内で利用できる施設は旧秋保、旧宮城両町の旅館やホテルに限定する。航空機については仙台空港と中部国際、広島、福岡の3空港を往復する路線に限る。
ネット型は、楽天トラベル、るるぶトラベル、ヤフートラベルで購入可能。店頭型の指定旅行会社は8月中旬に公表する。県は第2期分の事業規模を5万1000泊程度とみている。
旅行割引の第1期(7月1日~9月30日)は、(1)宿泊(2)宿泊とJR(3)外国人向け-の3タイプをネット型と店頭型で販売。このうちネット型の宿泊は既に完売した。事業規模は約5万7000泊。残る旅行商品は引き続き販売している。