日タイ修好宣言から2017年で130周年となるのに合わせ、タイの最大手民放テレビ局で同年7月に放映される仙台市や東北が舞台のドラマ「Rock Letter」の制作発表記者会見が1日、仙台市役所であった。
ドラマに出演する俳優4人や監督らが出席した。主役の男優ケンさん(25)は「出演できてうれしい。撮影中に仙台の写真をたくさん撮り、魅力を会員制交流サイト(SNS)でタイに広めたい」と話した。
プロデューサーのアルノーシャ・バヌパンさんは「タイと日本の記念のドラマになる。恋愛や友情がテーマ。国籍を超えて生まれると伝えたい」と語った。2~8日に仙台、名取両市、宮城県松島、丸森両町、山形市、岩手県平泉町で撮影される。
ドラマは東日本大震災後の仙台市などが舞台。2004年のスマトラ沖地震の津波で亡くなった日本人の関係者をタイの女性が探しに来たことをきっかけに、日本人男性を交えた2組の男女が恋愛や友情を育む物語が描かれる。