<東京五輪>宮城の都市ボランティア 4月8日募集開始

宮城スタジアム(宮城県利府町)で男女サッカー競技が開催される2020年東京五輪に向け、県は18日、仙台空港やJR仙台駅などで案内を担う「都市ボランティア」を4月8日から5月31日まで募集すると発表した。都市ボランティアを募る全国10都県市で最後となる。
 募集人数は約1300人。このうち、東日本大震災の記憶や復興の姿を伝える「語り部」も独自に90人募る。活動期間はサッカー競技開催日の前後を含む20年7月18日から8月4日で、計3日間以上の参加を条件とした。
 対象年齢は20年4月1日時点で15歳以上。県の特設サイトや市町村などに置く専用の申込用紙で申し込む。書類選考をした上で、本番前に3、4回程度の研修を予定している。
 県はリーフレット5000部や動画を作り、PRする。村井嘉浩知事は18日の定例記者会見で「復興五輪の位置付けなので、感謝の気持ちを伝え、多くの方に復興状況を視察してもらう狙いがある」と意義を強調。「明るく楽しい雰囲気をつくり、大会を盛り上げる一翼を担ってほしい」と呼び掛けた。

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