東北大の留学生と市民が交流する第31回東北大国際祭りが22日、仙台市青葉区の川内キャンパスで開かれる。世界各国の料理やイベントを通じて互いの理解を深める。
東北大留学生協会を中心に組織する実行委員会の主催。川内萩ホール前広場に設けた会場に26の飲食屋台が立ち並び、留学生らがベトナムのフォー、バングラデシュのカレー、トルコのケバブなど故国の味を振る舞う。
留学生が踊りや歌のパフォーマンスを繰り広げるステージイベントや、民族衣装のファッションショーもある。交流コーナーでは、写真などで国柄を紹介したり、母国語を教えたりする。
実行委員長でコスタリカ出身の理学部4年トーマス・グティエレスさん(21)は「異文化に触れる絶好の機会。外国に旅行したような気分にもなれるはず。多くの人に訪れてほしい」と話す。
東北大には昨年11月1日現在、88の国と地域から約2000人が留学している。
祭りは午前11時~午後4時。入場無料。各国の料理は3枚つづり1500円のチケット制で食べられる。チケットは留学生協会のホームページや祭り当日の会場で購入できる。連絡先は東北大留学生課022(795)3774。