11日に開業する仙台市泉区の商業施設「セルバテラス」に、生活雑貨大手の東急ハンズ(東京)の期間限定店が入ることが2日、分かった。東急ハンズは今年3月、JR仙台駅東口に開業した商業施設「エスパル仙台東館」内に仙台店を出しており、仙台圏で攻勢に出る。
期間限定店は施設2階に入り、店舗面積は約110平方メートル。生活雑貨を中心に約3000点を扱う。期間は来年3月31日までだが、関係者によると、利用状況次第で契約延長も視野に入れているという。
東急ハンズは2011年3月11日、隣接する姉妹店「セルバ」内に期間限定店をオープンしたが、東日本大震災で営業を約1カ月延期。同年4月から本格営業を開始し、出店期間は1年間に及んだ。
セルバテラスは地上4階、地下1階で、延べ床面積は約1万3500平方メートル。食品やファッション、生活雑貨など約30店が入る。北隣には仙台循環器病センターと兼用の駐車場が200台分ある。
東急ハンズのほか、家具大手のニトリが衣料品や旅行グッズなど家具以外の商品を販売する「ニトリデコホーム」を東北初出店する。衣料量販店「ファッションセンターしまむら」も12月中旬に出店する。