仙台管区気象台は26日、東北南部が梅雨入りしたとみられると発表した。これまで最も遅かった1967年に並んだ。平年より14日、昨年より21日遅い。
南部はこの先1週間、前線や低気圧の影響により曇りや雨が多い予想で、梅雨入りの条件を満たしたと判断した。
26日の東北地方は南部を中心に曇り空が広がり、夜には雨が降りだす所が多い見込み。仙台市内は日中、雨は降らなかったものの湿った空気に包まれた。
気象台によると、27日の宮城県内は東部、西部ともに雨で、夕方から激しく降る所がありそう。28日は東部、西部ともに曇り一時雨の見込み。
日本列島で梅雨に入っていないのは、東北北部だけになった。沖縄は11日に梅雨明けしている。北海道に梅雨はない。