<熊本地震>南三陸発 くまモングッズで支援

熊本地震の被災地を支援しようと、宮城県南三陸町の町民有志の団体「南三陸復興ダコの会」が人気キャラクター「くまモン」を使ったグッズを売り出し、人気商品になっている。売り上げの一部は義援金として送られている。
グッズの名前は「くまころりん」。黒く染めた町特産の繭玉に、赤ほっぺがかわいいくまモンの顔を再現した。笑顔と驚いた顔の2種類あり、中にある重りの効果で、転んでもすぐ起き上がる。熊本地震の被災者が早く立ち上がれるようにとの願いを込めた。
町内産のスギを使い、九州地方の形に切り抜いた台座が付く。2016年8月にインターネットと同会の「入谷YES工房」で販売を始め、今年4月まで300個以上を売り上げた。
広報担当の大森丈広さん(34)は「東日本大震災後にくまモンが南三陸町を慰問してくれて、熊本県や九州の人からも多くの支援を受けた。少しでも恩返しになれば」と一日も早い復興を願っている。
「くまころりん」は800円で、1個に付き300円が義援金となる。連絡先は南三陸復興ダコの会0226(46)5153。

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