(毎日新聞 – 02月27日 20:01)
テレビ朝日は27日、ねつ造が発覚した「発掘!あるある大事典2」の制作会社「日本テレワーク」(東京都品川区)に対し、再発防止策と業務改善策を示すまで番組制作の発注を停止する通告書を送ったことを明らかにした。一連のねつ造問題で、放送局が下請け、孫請け制作会社への発注停止を公表したのは初めて。
通告書は編成制作局長名で23日付。すでにテレワークに発注した番組3本については、テレ朝が編集し直す。いずれも今年度中に放送予定の海外ドキュメンタリー番組で、同局社員が同行しないまま取材が行われており、テレワークが編集中だった。同局は、テレワーク社員に事実確認しながら編集作業を進め、年度内に放送するという。
また、フジテレビも同日、テレワークに再発防止策の提示を求めていることを明らかにした。フジはテレワークの筆頭株主で、村上光一社長が社外取締役を務めている。【丸山進、広瀬登】
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