白石市の風景を描いた2016年のカレンダー「白石城下町百景」を、白石市の日本舞踊家若柳梅京さん(55)が制作した。
カレンダーは縦26センチ、横9センチで月めくり。白石城や沢端川の桜、白石川のアユ釣り、材木岩などを題材にした水彩画12枚を収録。若柳さんの知人で、仙台市を拠点に活動する画家土橋征史さんが絵筆を執った。
若柳さんは、仙台市の名所を紹介する「仙台城下町百景」の取り組みを知り、同じ城下町の白石でも展開したいと企画。取り組みに参加する土橋さんに白石での作画を依頼し、これまでに制作された16点を市に寄付している。
カレンダーは市観光協会が1000部を刷ったが、大半を配り終えるなど好評という。若柳さんは「白石の素晴らしさを市民に再認識してほしい。絵はがきやパンフレットなど市のPRに活用できるのでは」と話す。絵は文字通り100点を集めるのが目標という。
市役所1階の総合案内で200部を無料配布中。連絡先は市総務課0224(22)1331。