＜石巻専修大＞「こめぼこ」食感風味良し　米粉入りかまぼこ商品化

石巻市の石巻専修大と石巻北高、宮城水産高が共同で商品化した米粉入りかまぼこ「こめぼこ」の一般向け販売会が同市の石巻北高であった。
　スケトウダラのすり身に、両校生徒が昨秋収穫したひとめぼれで作った米粉などを練り込んだ。もっちりとした食感とコメのほのかな風味が感じられる商品に仕上げた。
　６月２６日の販売会では無添加のプレーン味とコーン入りの計６個（２５０円）を５０袋販売。住民らが列を作り、次々に買い求めた。
　住民らにチラシを配って回った石巻北高３年の遠藤柾哉（まさや）さん（１７）は「多くの方が来てくれて驚いた。地域ブランドの商品としてもっと広めたい」と話した。
　商品化は同大の「高大産（高校・大学・産業）連携プロジェクト」の一環として２０１７年度に検討を開始。高橋徳治商店（東松島市）が１０種類以上の試作品を作って協力したほか、同大の杉田博教授ゼミの学生らが販売戦略を練った。