平昌(ピョンチャン)冬季五輪フィギュアスケート男子で2大会連続で金メダルを獲得した羽生結弦選手(23)=仙台市出身、宮城・東北高出=の祝賀パレードが22日に仙台市中心部で開かれるのを受け、市や宮城県でつくる実行委員会は4日、応援用Tシャツの販売を決めた。同日から通信販売の注文を受け付け、市内の百貨店などで11日、取り扱いを始める。
Tシャツは紫と水色の2種で最大8万枚を販売。平昌五輪で披露したフリーの演技の姿とサインをデザインした。S、M、Lの3サイズあり、価格はいずれも1枚2500円。
店頭では藤崎や仙台三越など市内6カ所、東京都豊島区の宮城ふるさとプラザで販売する。
腕に着けるラバーバンドも紫と水色の2種類を製作する。2種1組で1000円。今月21日に1万セットを発売する。
グッズの売り上げはパレード運営費に充てる。コース延長や警備強化に伴って経費がかさむため、Tシャツは2014年のパレード時の約3倍に増やす。市民に寄付も呼び掛ける。
実行委会長の伊藤勝也市文化スポーツ部長は「ファンの期待に応えるため準備を進めたい」と述べた。グッズ販売などの連絡先はコールセンター022(393)5711。