仙台市は仙台観光アンバサダーのフィギュアスケート冬季五輪金メダリスト羽生結弦選手(22)を起用した観光PRポスターを制作し、13日に掲示を始めた。
仙台藩祖伊達政宗の生誕450年を機に、仙台への誘客促進を図るのが狙い。市出身の羽生選手を起用した観光PRポスターは、2014年に次いで2作目。
ポスターで、羽生選手ははかまの最高峰ブランドとされる地元伝統の仙台平を着用。背景のデザインには七夕飾りのほか、仙台・青葉まつりを連想させるスズメや扇をあしらった。
B1判500枚、A2判500枚の計1000枚を作製。市内の主な観光施設、公共施設などに張り出すほか、全国の政令市や姉妹都市に送付する。
市観光課は「仙台の歴史が誇る奥深さを感じてほしい。来年の平昌(ピョンチャン)五輪に向け進歩する羽生選手と、共に仙台もステップアップしたい」とPR効果を期待する。