<賢治生誕120年>銀河鉄道の情景 幻想的に

宮沢賢治(1896~1933年)の生誕120年を記念し、仙台市天文台(青葉区)が「銀河鉄道の夜」をテーマにした企画展とプラネタリウム番組の特別投映を行っている。アーティストのKAGAYAさんが手掛けた幻想的なアートと映像作品が楽しめる。
企画展は、銀河鉄道の夜や星座をモチーフに、コンピューター上で描いた「デジタルペインティング」の絵画30点と、星空の写真10点を展示。プラネタリウム番組は、賢治の作品世界を透明感あふれるアニメで表現し、銀河鉄道に乗っているような気分を味わえる。
会場を訪れた福島市の大学職員武田鉄平さん(29)は「銀河鉄道の情景が鮮明に浮かんできて世界観をより深く感じることができた」と話した。
企画展は8月21日まで。番組の投映は、夏休み期間中と9月25日までの土、日曜と祝日に行う。連絡先は市天文台022(391)1300。

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