<農村活性化>若手芸人仙台でコメ作り

仙台市と吉本興業(大阪市)は農村活性化事業の協定を結び、「農業で住みます芸人in仙台」を今月始めた。
吉本興業のお笑いコンビ「キングビス ケット」が1日から仙台市太白区坪沼地区に定住した。コメ作りに挑みながら農業の魅力を発信、若者の就農を促す。料理好き芸人として知られる「ロバート」 の馬場裕之さんも現地を訪れ、地元産食材を生かしたレシピや加工品の開発を目指す。
参加する芸人らは3月30日、東京都内で記者会見した。キングビスケットの藤城翔威さん(21)は「過去の農業経験を生かし、坪沼、仙台を盛り上げたい」、平井夏樹さん(20)は「どうなるか分からないが、全力でコメを作りたい」と、それぞれ抱負を述べた。
馬場さんは「収穫したコメを売るだけではなく、米粉にしたり、米こうじにしたり、いろいろ広げたい。僕はわらに専念して、笑いは他のメンバーに任せたい」と語り、会場の笑いを誘った。

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