<17年人口動態>宮城の出生率微減、1.31に 出生数は1万6648人

県は26日、2017年の県内人口動態統計(概数)を発表した。1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は1.31で、前年に比べて0.03ポイント下回った。都道府県別では44位(16年は45位)だった。

●出生
出生数は1万6648人となり、前年比699人減。人口1000に対する出生率は7.2で、全国順位は26位(16年と同じ)だった。市町村別は表の通り。大和町の10.27が最も高く、名取市の9.04、多賀城市の8.59が続いた。低いのは七ケ宿町3.48、大郷町3.66、女川町3.85。

●死亡
死亡数は2万3876人で、前年と比べて450人増えた。人口1000に対する死亡率は10.4で、前年を0.3上回った。市町村別で高かったのは七ケ宿町28.57、丸森町19.31、色麻町18.45。低いのは富谷市5.10、利府町6.32、仙台市8.10など。
死因のトップはがんで、全体の28.1%を占めた。次いで心疾患が16.2%、脳血管疾患が9.9%だった。

●結婚・離婚
婚姻は1万646組で、前年を481組下回った。人口1000に対する婚姻率は0.2ポイント減の4.6となり、全国順位は14位。平均初婚年齢は夫30.9歳、妻29.4歳だった。
離婚は3734組で49組減少した。人口1000に対する離婚率は1.62で0.01ポイント減。全国では28位。

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