<2割増商品券>「利用広く薄く」仙台市長が期待

奥山恵美子仙台市長は7日の定例記者会見で、市や仙台商工会議所でつくる実行委員会が国の交付金を活用し11日に発売する2割増商品券に関し「多くの希望者に広く薄く利用してもらいたい。混乱なく販売するため最終的な準備を整える」と述べた。
東日本大震災後に病死した市内の女性に関する災害弔慰金をめぐる訴訟で、不支給とした市の決定を取り消す仙台高裁判決を受け入れたことには「市の審査会よりも判決の方が震災と死亡の因果関係をより大きく認めたということ。速やかに弔慰金を支払う」と話した。
イタリア・ミラノで開催中の国際博覧会(万博)で11日にあるジャパンデーで開く「東北復興祭りパレード」については、「東北の祭りが集まることで復興支援への感謝の気持ちを示す」と意気込んだ。奥山市長は実行委員長で、当日は現地でパレードに参加する。

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