<AI秋田犬>スマホで観光サポート お薦めの名所紹介

大館市など秋田県北の4市町村でつくる観光地域づくり推進法人(日本版DMO)「秋田犬ツーリズム」は13日、秋田犬に扮(ふん)した人工知能(AI)がスマートフォンなどに登場し、観光客とどんな所を訪ねたいかやりとりを交わしてお薦めの場所を紹介する「AI秋田犬」をデビューさせた。
 AI秋田犬の名前は「もふ~」。秋田犬ツーリズムのウェブページを開くと画面右下に登場する。「一人旅か、あるいは家族や友人との旅行か」や、どんなジャンルに興味があるかを尋ねるメッセージが届く。
 順番に答えていくと、もふ~は「まずあなたにピッタリなのが『○○』!」とお薦めの名所などをピックアップして教えてくれる。
 日本語、英語の2言語に対応しており、インバウンド(訪日外国人旅行者)の呼び込みも狙う。
 秋田犬ツーリズムは、コミュニケーションAI開発の「セルフ」(東京)などと連携してAI秋田犬を開発。もふ~のキャラクターを公募で決めた。
 セルフの中路慶吾取締役は大館市で行った13日の会見で「AIを使えばサービス側から能動的に情報を提供することができる。遊び感覚で役立ててもらえたらうれしい」と話した。

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