NTT東日本宮城事業部(仙台市)と東北観光推進機構などは27日、NTTグループが全国で展開する公衆無線LANに、観光情報を発信する東北独自のトップページを開設した。東北にあるアクセスポイントで接続すると、ページへの誘導が自動で表示される仕組み。訪日外国人旅行者(インバウンド)らの利便性を高める狙いがある。
NTTの「Japan Connected-free Wi-Fi」の専用アプリを利用。東北と新潟の観光地や商業施設など約900カ所で接続すると観光情報ページが表示され、検索サイトなどを経由せずにアクセスできる。
観光情報ページは、各県と機構が運用する観光情報サイトへのリンクを集約。東北全域の観光資源や交通手段などをスムーズに調べられる。NTTは「東北観光の入り口になるページ。インバウンドらの情報収集を手助けできる」と話した。