KDDI(au)は、携帯や固定電話を問わず、いくら話しても定額制となる国内通話の新料金プランを導入する方針を固めた。8月にも始める見通し。国内通話の完全な定額制は、携帯最大手のNTTドコモが6月からスタートする。auも対抗し、夏商戦での契約者拡大を目指す。大手携帯会社の通話は定額制が大きな流れになりそうだ。
通話を含む基本料金は、ドコモのスマホの場合とほぼ同じ月2700円程度で検討している。新料金で従来型の携帯から利益率の高いスマホへの移行を促し、他社への顧客流出にも歯止めをかけたい考えだ。
ネットで動画や楽曲を楽しむ際にやりとりするデータ通信量の料金メニューも、選択肢を増やす方向で一新する。データ通信量の使い方次第では、今より割安になる可能性もある。