au契約センター始動 被災地支援、750人雇用 仙台

KDDI(au)は14日、仙台市宮城野区のオフィスビル、アゼリアヒルズに新設した「au仙台契約センター」での業務を開始した。東日本大震災の復興支援を兼ねて地元採用した契約社員と派遣社員計約750人が、携帯電話の契約に関する業務に当たる。
 2フロア合わせて約1500平方メートルに400席を設置。全国の携帯電話販売店からファクスなどで送られてくる顧客の契約書類を、パソコンを使ってデータ登録する。
 運営を担う子会社KDDIエボルバ(東京)の伊東博社長は業務開始式後、「(人材確保が)難しいのではないかと不安もあったが、大勢の応募があった。震災で職を失った人も多く、末永く働いてほしい」と話した。
 KDDIの契約センターは東京、大阪に続いて3カ所目。スマートフォン(多機能携帯電話)やタブレッド端末の普及による事務量増加を想定し、仙台への開設を決めた。

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