EU、中国製EV巡る追加関税案で税率引き下げ-関係者

(ブルームバーグ): 欧州連合(EU)は米テスラなどの自動車メーカーが中国から輸入する電気自動車(EV)に課す追加関税案について、税率を若干引き下げる方向だ。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  テスラに対する関税率は9%から8%弱に修正される予定。発表前の情報だとして関係者が匿名を条件に語った。EUは各メーカーから提供された新たな情報に基づき、今回の修正を行ったという。

EU、中国から輸入のテスラ車に9%の関税-決定方針を通知

  11月の追加関税適用に向け、EUはこの関税案を加盟国投票に諮る。追加関税は、中国輸出企業にすでに課している10%関税に上乗せされる。

  この修正を9日に最初に報じたMレックスによれば、テスラの税率は7.8%となる。また、EUの調査に協力しなかった中国メーカーに対する新たな最高税率は、36.3%から35.3%に引き下げられるともMレックスは伝えた。

原題:EU to Lower Proposed Tariffs on Teslas and Other EVs From China (抜粋)

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