[ミラノ 12日 ロイター] 自動車レースF1、フェラーリのステファノ・ドメニカリ代表が、チームオーダー禁止の撤廃を歓迎。これまでの規定は「無意味な偽善」だったとして、痛烈に批判した。
ドメニカリ代表は報道陣に対し「この無意味な偽善にようやく別れを告げることができた。F1はチームスポーツ。極端な対応を禁止する規定は、すでに規則に含まれている」と述べた。
フェラーリは今年のドイツ・グランプリ(GP)で、2番手を走行していたフェルナンド・アロンソ(スペイン)を優勝させるために、首位を走っていたフェリペ・マッサ(ブラジル)に減速を指示したとして罰金処分を科されていた。
国際自動車連盟(FIA)は10日、チームオーダー禁止を撤廃。しかし、シーズン序盤に露骨な動きを見せたチームにはまだ処分を科す可能性があるとしている。