[モンツァ(イタリア) 4日 ロイター] – 自動車レースF1のマクラーレンは、3日のイタリア・グランプリ(GP)でのグリッド降格ペナルティやパフォーマンスの悪さ、獲得ポイントなどからホンダとの別離を目指しているようだ。
マクラーレンはパワーユニットの交換によりフェルナンド・アロンソが35グリッド、ストフェル・バンドーンが25グリッドの降格ペナルティを受けた。そして、決勝レースではチームが「痛烈に失望している」と述べ、両ドライバーがリタイアした。
週末のレーシングパドックでは、マクラーレンが2週間後のシンガポールGPまでに、レッドブルとトロロッソに供給しているルノーのパワーユニットに変更する決定を下す可能性が高いとの見方が強まった。
これが実現すれば、2012年以来勝利のないマクラーレンは今季に優勝を経験しているエンジンを手に入れることになり、2回の世界チャンピオン経験者であるアロンソをチームに留めることができると見られている。