GACKTがドレス〝パクリ騒動〟で釈明「デザイナーが行き詰って他社デザインを模倣」

パクリ騒動で大炎上中のアーティスト・GACKT(47)が自身のユーチューブチャンネルでコメントを発表した。

 GACKTは「まず、初めに『G&R』を応援してくれたファンのみんな、こんなお知らせをすることが残念でなりません。今回、起きてしまった出来事そのものに非常に怒りを感じています」と謝罪した。

 同ブランドはGACKTと、20日にプロデューサー契約解除を発表したカリスマホスト・ROLANDの共同プロジェクト。2年前から「いろんなことができるんじゃないか」と2人で話し合っていたものだった。その中で「話を聞きつけたdazzy社の社長が『ぜひ、自分たちにやらせてほしい』とオファーをしてきました」(GACKT)という。

 GACKTは「ところが、この2年の間にdazzy社が急成長し、社長が現場に出ることも少なくなり、若い人間に、現場を任せていることには再三、苦言を呈してきました。この前の記者会見も段取りが悪く『調子がいい時だからこそ、調子に乗るな。足元見て、きっちり仕事やれと。本当、足元すくわれるぞ』とかなりきつい言葉で何度も話をして、その中で彼も初心に返り『もう一度やり直します』と言葉をもらった矢先に今回の問題が発覚しました」と裏舞台を明かす。

 デザインのパクリには「1人のデザイナーが行き詰って、他社のデザインを模倣したと聞いています。そしてその子が仕上げたデザインのごとく、僕らはそれをチェックし、採用し、そして製品化に至りました」と報告した。

 責任はデザイナーのクビやブランド企画の消滅だけでは終わらないとし「個人的には今回のプロジェクトの顔となった責任が自身にもある、と思っています。今回のことでがっかりさせてしまったファンには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と再度詫びた。

「ただ、失敗してしまった個人や会社を切り捨て、非難するだけなら、根本的な解決になるとは思ってません。いま社会が1度の失敗ですべてゲームオーバーになるような風潮が少なからずあります。僕はその風潮があることで、これから新たにチャレンジしようとする人の行動を阻害することになることになると思っています」と続け、大事なのは、これから〝dazzy社の今後の対応〟だ、と話した。

「僕自身、最後まで見届けようと思っています。時間が掛かると思いますが、若い彼らを見捨てずに、サポートしていくのも先輩である僕の責務だと思っています」とした。

 プロジェクトの顔として謝罪したGACKTだが…。まだまだ幕引きとはいかなそうだ。

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