JTB東北(仙台市)はゴールデンウイーク期間中、仙台空港発着のハワイチャーター便に合わせて運行されるJR山形―仙台空港駅間の臨時直通列車を活用し、仙台空港施設見学モニターツアーを実施する。直通列車の利便性を山形県民にアピールするのが狙いで、県も参加を呼び掛けている。
ツアーはハワイ旅行の発着日に合わせて計4回開催。県民モニターに、仙山線と仙台空港アクセス線を経由する直通列車の乗車を体験してもらう。仙台空港では空港や駅の施設概要、航空貨物の搬送業務についての説明や機内食の試食が行われる。
山形県は先月、アクセス線の運営主体である第三セクター「仙台空港鉄道」へ5000万円を出資した。斎藤弘知事も見学ツアーに家族で参加する予定。「(山形駅―仙台空港駅間の)直通運転を定期化するには、需要を高める必要がある。臨時列車に多くの人に乗ってもらい、利便性を実感してほしい」と話している。
直通列車は6両編成。山形駅から乗車するハワイ旅行参加者は今のところ各回20人前後とみられ、乗車人員には余裕がある。参加費は2000円。モニターツアーの申し込みはJTB東北山形支店023(641)9500。
ツアー日程は次の通り。
【30日、5月4日】午後3時1分、山形駅を電車で出発。5時14分、仙台空港駅着。施設見学、食事後、7時、仙台空港をバスで出発。8時15分、山形駅着。
【5月5、9日】午前9時、山形駅をバスで出発。ダイヤモンドシティ・エアリでの自由行動を経て午後0時30分、仙台空港着。施設見学、食事後、2時25分、仙台空港駅を電車で出発。4時13分、山形駅着。
2007年04月12日木曜日
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