仙台市は14日、ICカード乗車券「イクスカ」の市地下鉄南北線での利用を、12月6日に開始すると発表した。乗車券は同月1日から、泉中央駅、仙台駅、長町南駅など6カ所の窓口で販売する。
イクスカは、改札機などにタッチして使う乗車券。1000円から1万円の範囲で入金(チャージ)して使う。利用開始後は、各駅の券売機でも発行、入金できる。初回入金額のうち、500円が預かり金となり、カード返却時に返金される。
紛失しても再発行可能な記名式と、共用できる無記名式が選べる。利用に応じて運賃として使えるポイントがたまる。市交通局は初年度、7万~8万枚の販売を見込み、最終的には約30万枚の発行を目指す。
2015年の東西線開業時から、同線と市バス、宮城交通の路線バスでも使えるようになる。16年春にはJR東日本のSuica(スイカ)と、仙台圏での相互利用が始まる。