ICHICOにインパクト融資1億円 七十七銀

七十七銀行は、企業活動が環境や社会、経済に与える影響を評価して融資する「ポジティブ・インパクト・ファイナンス」を導入し最初の案件として、ICHICO(仙台市)に1億円を融資したと発表した。

 ICHICOは1994年に第一広告社として設立された広告代理店で、今年3月に社名変更した。融資に当たり、七十七銀とポジティブ・インパクト(プラスの貢献)などについて数値目標を設定した。

 具体的には地元企業や自治体の成長支援に向けたマーケティング支援件数(2024年度は3件)や、仙台市青葉区の複合施設クロスBプラスを活用したPRイベント開催件数(年間20件以上)を挙げた。東北・北海道出身者の採用数(年間2人以上)も目標に盛り込んだ。達成に向けて七十七銀が支援する。

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