政府が、韓国に対し半導体の製造に必要な材料の輸出規制を強化したことについて、「妥当」と考える人が6割近くに上ることがJNNの世論調査でわかりました。
安倍内閣を支持できるという人は、先月の調査結果より0.4ポイント減って58.7%でした。一方、支持できないという人は、増減なしで36.9%でした。
政府が、韓国に対し半導体の製造に必要な材料の輸出規制を強化したことについて、妥当だと思うか聞いたところ、「妥当だと思う」という人は58%に上り、「妥当だと思わない」の24%を大きく上回りました。
金融庁の審議会が老後に年金だけで生活すると「およそ2000万円不足する」とした報告書を作成しましたが、麻生財務大臣は受け取りを拒否しました。こうした政府の対応について聞いたところ、「適切だと思わない」と答えた人が71%にのぼり、「適切だと思う」は15%にとどまりました。また、国の年金制度に「不安を感じる」という人は82%に上りました。
先週、参議院選挙が公示されましたが、投票に行くかどうか聞いたところ、「必ず行く」が55%で、「なるべく行くつもり」と「すでに期日前投票を済ませた」を加えると89%に達しました。
また、参院選で自民・公明の与党が過半数を維持した方がいいか聞いたところ、「維持した方がいい」と答えた人は55%で、「維持した方がいいとは思わない」の31%を上回りました。
投票する上で重視するテーマについて聞いたところ、最も多かったのは「年金や医療などの社会保障」で61%、次いで「少子高齢化や子育て対策」が45%、「消費税増税の是非」34%などとなりました。