東北の魅力ある産品を関西圏にPRする「東北グルメフェア」が3日、JR大阪駅構内に同日オープンした期間限定アンテナショップ「ご当地もんプラザ」のイベント第1弾として始まった。10月2日まで。
日本販路開拓支援協会が全国商工会連合会の委託事業として主催。駅構内の商業施設「エキマルシェ大阪」に設けられた約90平方メートルの売り場に、東北6県の57社の青果、水産加工品、菓子、酒類など194品が並んだ。会場は初日から買い物客でにぎわった。
ご当地もんプラザでのフェアは来年3月3日まで6カ月間、東北を皮切りに全国6ブロックが順次開催。東北の産品は東北フェア終了後も規模を縮小して販売される。
東北経済連合会の事業化支援組織、東経連ビジネスセンターが復興支援プロジェクト「買おう!東北」の一環として企業の出店に協力した。西山英作センター長は「多くの東北の商材を関西の方に知ってもらい、販路開拓の契機になってほしい」と話した。