Kスタ宮城で「楽天感謝祭」 選手とファン交流

プロ野球東北楽天の「ファン感謝祭2011」が23日、仙台市宮城野区の日本製紙クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)で開催された。これまでで最高となる1万7628人のファンが来場し、選手との交流を楽しんだ。
 グラウンドでは、選手とファンがキャッチボールをしたり、一緒に並んで記念撮影したりして触れ合った。
 選手が紅白のチームに分かれての「ドリームマッチ」も行われ、田中将大投手が4番三塁で、内村賢介内野手が先発投手で違う雰囲気のゲームを披露。選手らは、故意に死球を与えて乱闘シーンを演出するなどして、スタンドの笑いを誘っていた。
 3月の東日本大震災により、大きな影響を受けたシーズン。「被災地の希望に」と戦ったが、5位に終わった。最後にあいさつした嶋基宏選手会長は、今季のファンの応援に謝意を示すとともに、「来年こそはここで皆さんに日本シリーズをお見せしたい」と来季の巻き返しへの決意を語った。

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