NHK朝ドラ「おかえりモネ」登米ロケ ヒロイン清原さん「宮城の魅力伝えたい」

2021年前期のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」の取材会が30日、宮城県登米市登米町の市教育資料館であった。
 同地区は、ヒロイン永浦百音が青春時代を過ごした場所-との設定。百音を演じる清原果耶さんは「明るく、皆さまの心を勇気づけられるような作品にしたい。物語としてしっかり楽しんでもらいたい」と意気込みを示した。
 土地の印象について「街並みに雰囲気があり、空気感が好き。地元エキストラの方々も制作に協力的でうれしい」と語った。「作品を通じて宮城の土地の魅力を伝えたい。言い回しや行動に共感してもらえるよう演じたい」とメッセージを寄せた。
 制作統括の吉永証(あかし)チーフプロデューサーは「来年3月で東日本大震災から10年を迎える。その後に始まるドラマとして被災地の宮城を舞台に選んだ。登米は農業や森林を大切にする街で、物語の内容に合っている」と説明した。
 ドラマは宮城県気仙沼市の島で生まれ育った百音が登米市に移住し、気象予報士となって古里の役に立とうと奮闘する姿を描く。
 9月28日にクランクインし、この日は市内の森林を散策する場面を撮った。10月12日まで市内ロケを続け、同月下旬から11月中旬は気仙沼市で撮影する予定。放送は来春から。

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