三井住友銀行グループのSMBCコンサルティングは30日、今年の流行や象徴的な出来事をまとめた「2017年ヒット商品番付」を発表した。

SNS(交流サイト)の影響力が顕著だったことを踏まえ、東の横綱に「インスタ映え」、西の横綱に「ツイッター政治」を選んだ。

経済界では今年、写真共有アプリ「インスタグラム」に思わず投稿したくなるような「インスタ映え」を狙った商品・サービスが次々と登場した。消費への影響力も絶大だった。

SNSは政界でも有力な手段となってきた。今年はトランプ米大統領のツイッターでの発言が連日のように報道されたほか、衆院選で立憲民主党がツイッターを駆使して支持を集めたことも注目された。

人材面では、若い世代の活躍が目立った1年だった。東の関脇に史上最年少でプロ棋士となった「藤井聡太四段」、西の関脇に卓球の張本智和選手やフィギュアスケートの樋口新葉選手ら「10代のスポーツ選手」が入った。