TBSまたも…「消えた天才」で映像加工を謝罪したばかり クレイジージャーニーでやらせ

TBSは11日、8月14日に放送された「クレイジージャーニー」2時間スペシャルと同日深夜のレギュラー枠で放送された爬虫類ハンター企画について、事前に準備した生物を、あたかもその場で発見(捕獲)したかのように撮影した“やらせ”があったことを公表し、謝罪した。同企画では過去10回の放送中、計6回に同様の不適切演出が判明。調査終了まで同番組の放送を休止することも発表した。TBSは先日、「消えた天才」で映像を加工し、謝罪したばかりだった。

 「消えた天才」は8月11日の放送回で、リトルリーグの試合のVTRで投球したボールのスピードが速く見えるよう、早回し加工をするなど、複数回で映像の加工があったとして謝罪。10日の改編説明会では現在も似た事案がなかったか調査を進めていると説明し、番組の継続の可否は「調査が終了した時点で判断する」としている。

 「消えた天才」の映像加工は、ライバルのすごさを説明する上で、番組の根幹を成す重要な部分。今回の「クレイジージャーニー」も、あたかもその場で発見したかのように描かれており、番組の根幹を揺るがす問題だ。TBSは「事実に依拠した番組で事実をゆがめたことになり、あってはならないこと」としている。

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