矢野経済研究所(東京都中野区)は、全国パチンコホール経営企業に関する調査を実施した。それによると、2018年12月末で企業数は前年比241社減の3003社だった。5号機への移行が完了した08年以降で最大の減少数となった。また、パチンコホール数は同464店舗減の9794店舗。減少の主な要因は、小規模なホールを経営する企業の撤退や倒産。
18年2月に遊技機規則が改正されたことで、遊技機のほぼ全てを21年1月までに新規則対応機に入れ替える必要がある。
矢野経済では、これにより、費用負担に耐えられない企業が出てくると予測。今後数年は企業数と店舗数ともに減少が加速すると見込む。
18年のパチンコホールの新規出店数は、前年比43店舗減の119店舗だった。