福島県沖で16日午後11時36分ごろ発生した最大震度6強の地震で、気象庁は17日未明に緊急記者会見を開き、今後1週間ほどは同程度の地震が起きる可能性があるとして注意を呼び掛けた。この数日間は規模の大きな地震の恐れがある。
発生直後に宮城、福島両県に津波注意報を発表。17日未明に宮城・石巻港で30センチ、仙台港や福島県相馬市で20センチなど、両県の各地で津波を観測した。注意報は約5時間後に全て解除された。若干の海面変動は続く可能性が高く注意が必要だ。
気象庁によると、震源は太平洋プレート内部で東日本大震災の余震域だった。北海道から九州にかけて広く揺れた。