10月の開運カレンダー

10月の吉日

・大安(たいあん)……1日、7日、13日、19日、25日、29日
 大安は、「大いに安し」の略。結婚、旅行、引っ越し、転職など、何ごとをするにも吉とされています。

・一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)……2日、12日、15日、24日、27日
 「ひとつの粒が万倍に増える」という意味がある一粒万倍日。この日に行動を起こすと大きな成果がもたらされます。仕事始めや開店、お金を出すのに最適。ただ、苦労も倍になるので、ものやお金の借り入れは凶とされています。

・寅の日(とらのひ)……8日、20日
 トラが「千里行って千里帰る」といわれていることから、旅行運が高まるといわれている日。また、トラの身体や縞模様は金運の象徴でもあることから、お金のご縁が強くなる日ともいわれています。

・巳の日(みのひ)……11日、23日
 巳(へび)は、弁財天の使い。巳の日は、芸術や財運の仏様・弁財天のご縁日です。この日に弁財天が祀られている寺社や神社に参拝したり、お金にまつわる行動を起こすと、金運が高まるといわれています。

・天一天上(てんいちてんじょう)……23日~31日
 方位の神様である「天一神(てんいちじん)」が、天上に行く日。この日から16日間はどの方角に行ってもいい日とされています。ただしこの期間中、「日遊神(にちゆうしん)」が代わりに家の中にとどまるため、家の中を清潔にしなければ神様に怒られてしまうといわれています。

10月の凶日

・不成就日(ふじょうじゅび)……7日、15日、23日、31日
 悪い結果を招いたり、物ごとが失敗に終わってしまう凶日。事始めに悪く、願かけにも適さない日です。

・土用(どよう)……21日~31日まで
 土用とは、土の気が盛んになる期間。体調不良や争いごと、金銭トラブルなどの凶作用が強くなります。ただし、「間日(まび)」といわれる23日、27日、29日は土用の作用がありません。

・十方暮れ(じっぽうぐれ)……14日~23日まで
 十方暮れは、十干(天)と十二支(地)の組み合わせが悪く、天地のバランスが崩れ、何をやってもうまくいかないとされる期間。結婚や旅行、相談ごとの凶日です。

10月の注目日&要注意日をチェック!

 10月は、凶期間が多く、身動きがとりづらい1カ月です。開運アクションをするなら、月の前半の吉日や、土用間日を狙いましょう。

 前半に注目したいのは、1日の「大安」。神社に参拝して、運気のサポートをお願いしましょう。10月は神無月(かんなづき)と呼ばれ、神様が出雲に集まるといわれていますが、この日はまだ神様は集まる前ですので安心してお参りできます。お寺に参拝するなら、この日は未(ひつじ)の日なので、未の守護本尊である「大日如来」がご本尊のお寺にお参りするといいでしょう。

 8日の「寅の日」は、暦の区切りでもある「寒露(かんろ)」。お金関係で新しいものに着手するなら、この日がベスト! 新しい口座を開設したり、財布の買い替えを行うといいでしょう。ただし、この日は「赤口」で、午前・午後は凶。タイミングは正午です。

 土用期間の間日にある吉日は、27日の「一粒万倍日」と、29日の「大安」です。冬の計画を練るなら27日に、29日は九星の「七赤」の日で、交友関係を広める日として最適です。天一天上の期間と重なっているので、この間日から早めの年末の大掃除に取りかかるのもオススメです。

 凶日として注意しておきたいのは、「十方暮れ」と「土用」が重なる21日~23日です。環境の変化についていけず、体調が崩れやすくなっています。自分からは動かず、流れに任せましょう。また、31日までは「土用」が続きますので、無理をしないで、自分を労わってあげましょう。

 「天一天上(てんいちてんじょう)」の影響で、1日~6日は南西、7日~11日は東、12日~17日は北西、18日~22日は南が凶方位になります。

 消費税が10%になり、生活に大きな変化があらわれそうな10月。吉日に買いものをしたり、財布をチェックして財運を高め、家の経済を守りましょう。
(咲羅紅)

タイトルとURLをコピーしました